4月から毎週火曜日に森のオフィスでランチ提供をしている「発酵カフェ」の田口さん。
発酵食品を使ったおにぎりとおかず、サラダのワンプレート+具沢山のお味噌汁メニューで火曜日のランチタイムを彩っています。
発酵食品の中でも、特に大切に使われているのが、信州味噌。お味噌汁はもちろん、おにぎりやその他のおかずにも使われていて、良いアクセントになっています。
お昼も近くになるとキッチンからお出汁の効いた香りが漂ってきて、思わずお腹がぐ〜っと鳴ってしまいますよ。
田口さんは富士見駅から荷物のカートを引いて歩いて森のオフィスにいらっしゃるというくらい、とてもパワフルな方です。
その元気の源と発酵カフェを始めるきっかけを聞いてみました!
Q.下諏訪町在住とのこと。元々下諏訪町にお住まいの方ですか?
いえ、千葉県から移住してきました。
千葉に住んでいる頃、自然豊かな環境に憧れを持ち、蓼科高原のホテルで短期のアルバイトを経験しました。
アルバイトをしながら移住を検討する中で、下諏訪町に出会いました。
下諏訪町は駅を中心に街がコンパクトで、でも諏訪湖や富士山の眺めがとても印象的でした。私はクルマを持っていないので、クルマなしで生活するにはちょうどいいサイズ感というのも好印象でした。それに、程よく田舎(笑)
そんなところが気に入り、移住を決断しました。
Q.下諏訪町から電車で富士見町まで通っているんですよね!
はい、カートを引いて下諏訪駅から富士見駅まで。駅から森のオフィスまで、割と歩けてます 笑
これから台風の時期になるので、暴風雨が心配。あと冬もどうなるか…。
Q.発酵との出会いは?
今はもう閉店してしまったのですが、味噌蔵の中にあるカフェで働いていました。そのカフェでは味噌や醤油を使ったメニューが豊富だったので、発酵食を知るきっかけになりました。そこで、すっかり発酵の魅力に取りつかれました。働いててとても楽しかったですね。
山に囲まれ、海が無く、冬は雪に閉ざされる長野県は古くから発酵文化が育まれてきた土地。醤油、味噌、甘酒、塩麹など、発酵食品が豊富です。スーパーに行くと、味噌の棚だけでもずらりと品揃えが豊富なので、幸せな気持ちになります。
Q.お店をやってみようと思ったきっかけは?
千葉にいた頃からずっと飲食業の仕事をしていたので、この経験を活かしたい!発酵の素晴らしさを知ってもらいたい!と思い、自分でお店をやってみようかなという気持ちになりました。
シェアキッチンのような場所を探している中、森のオフィスの「コワーキングキッチン会員」を見つけました。
ここならキッチン設備を用意しなくても、料理を作って提供できるのでは…と思い、森のオフィスに見学に行ったのがきっかけでした。
Q.森のオフィスでランチ提供をしてみていかがですか?今の気持ちを聞きたいです!
ここはとても恵まれた環境だと思います。
自分でお店を開いたら、まずお客さんが来るかどうかなんてやってみないとわからないところ。
でも森のオフィスは多くの会員さんが利用するスペースなので、ランチに注文してくださる方が結構いらっしゃるので、ありがたいですね。
自分から出店やメニューの情報をSNSで発信していますが、森のオフィスでも発信してくれるところも魅力です。
Q.これからチャレンジしてみたいことは?
オフィスの会員さんがご利用くださるケースがほとんどだと思うので、その方達が飽きないようにお汁とおにぎりの組み合わせやお惣菜のメニューを変えていきたいです。
今年の夏も暑いですよね。夏バテ対策にもなって、食欲があまりないという時もさっぱりと食べられるような麹メニューのレパートリーも増やしていきたいので、日々、研究しています。
ぜひ、森のオフィス会員以外の方にも食べに来ていただけたら嬉しいです!
発酵カフェ・田口さんの麹がたくさん入った心もカラダも元気になるランチ。
パワフルの源は発酵食。
ぜひ食べに来てくださいー!
※ 次回の発酵カフェさん営業日は9月5日(火)です。
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