top of page

【10周年記念企画】森のオフィス OPEN DAY!! を開催しました

2025年2月21日(金)に、森のオフィスにて、「森のオフィス OPEN DAY!!~森のオフィスや富士見町に集う人びとの様々な働き方と新しいつながり~」を開催しました。



日頃森のオフィスを利用してくださっている会員さんをゲストにお迎えし、「コミュニティ」と「ワークスタイル」をテーマに、富士見森のオフィスを起点とした繋がりや働き方についてお話ししていただいた今回のイベント。

平日にも関わらず、会場には富士見町内外から、50名近くの方が集まってくださり、軽食を食べながら、和やかな雰囲気で開催することができました。

会場にお越しくださった皆さま、そしてライブ配信/アーカイブ配信でご参加くださった皆さま、ありがとうございました!


イベントの様子はこちらのアーカイブ配信でご覧いただけます。



今回のブログでは、イベントの様子をレポートします。


「森のオフィス OPEN DAY!!」 企画のきっかけ


森のオフィスは2015年にオープンし、今年で10周年という節目の年を迎えました。

10年を経て、多くの方に利用していただけるようになった森のオフィス。

しかし、富士見町内の皆さまが気軽に見にこられるような機会をつくれておらず、森のオフィスがどんな場所なのか、町内の皆さまにお伝えできていない、という課題がありました。


そこで、10周年企画第1弾として企画したのが「森のオフィス OPEN DAY!!」。

大学のオープンキャンパスのように、どなたでも来ていただけるようなイベントを目指しました。


企画には、森のオフィス ディレクターで、現富士見町地域おこし協力隊の平尾、そして、富士見町出身の森のオフィス スタッフでもある星野、折井が携わりました。


本イベントの企画者 右から、平尾・星野・折井
本イベントの企画者 右から、平尾・星野・折井

森のオフィスに1日限定こたつが登場!会場の様子


今回のイベントでは、参加者の皆さんに、森のオフィスの温かな雰囲気を感じていただきたいと考え、ステージにこたつを設置。NHKの細野晴臣さんの特番を彷彿とさせます...



また、会場には富士見町の飲食店の、禾々(かか)さん、菓子工房キャトルセゾンさん、くらさん、サンテリアさん、八ヶ岳カントリーキッチンベーカリーさん、両国屋さん、ロッヂコスモスさんよりテイクアウトした軽食がずらり。




さらに、森のオフィスのスタッフがたこ焼きを振る舞いました!



富士見町自慢のフードをお楽しみいただきながら、イベントも始まりました。



トークセッション 第1部「コミュニティ」


2部制に分かれた本イベント。第1部のテーマは「コミュニティ」。


登壇してくださった会員さんは、小池佑佳里さん(富士見町出身/人材系会社員/在宅勤務3年目)・栗原大介さん(2拠点生活8年目/自営業/映像・WEBディレクター)・柳原杏さん(移住して7ヶ月/2拠点生活中/リモートワーカー)


左から、小池佑佳里さん・栗原大介さん・柳原杏さん
左から、小池佑佳里さん・栗原大介さん・柳原杏さん

また、第1部のファシリテーターを、森のオフィスオープン時の地域おこし協力隊で、現在は森のオフィスのディレクターの松田、そして、森のオフィスと同じく長野県のコワーキングスペースである、塩尻(スナバ)の三枝さんと伊那(inadani sees)の奥田さんが務めました。


左から、森のオフィスの松田・inadani seesの奥田さん・スナバの三枝さん
左から、森のオフィスの松田・inadani seesの奥田さん・スナバの三枝さん

塩尻、伊那それぞれでコワーキングスペースを運営されているお二人から、登壇者の3名に森のオフィスで生まれるコミュニティのかたちや、ここにあるコミュニティへの関わり方や考え方について深掘りしていただきました。


「森のオフィスならではの居心地の良さとは?」

「それぞれの地区や都会にもあるコミュニティとの違いは?」


登壇者のみなさんのお話より、森のオフィスのコミュニティには「強制感がなく、参加も不参加もその時の自分の気分で決められるような自由さが居心地の良さに繋がっている」ということをお話していただきました。


森のオフィスは1日から利用ができるので、毎日オフィスに同じような会員さんが居る、ということがありません。そのためカッチリとした部活のようなコミュニティを設けずにその日にいる方や、直近にいる方にお声がけをして発足するようなコミュニティやイベントが多くあります。(定期的に活動しているイベントに「〜部」と名付けているものはありますが、そこに拘束力はありません)その部分を会員さんが、「自由さ」「居心地の良さ」と捉えていただけることが嬉しかったです。


Youtubeで同時配信を行っている様子
Youtubeで同時配信を行っている様子

また、ここまではコミュニティの"良さ"についてお話していただいていましたが、参加していただいた方より「逆にコミュニティを壊すこととはどんなこと?」という質問もあり、登壇者・ファシリテーター全員が回答。

「右肩上がりになり続けること」、「ルールが設けられること」「勧誘<強制になってしまうこと」など、これからのコワーキングスペース運営の参考にもなるような意見を最後にいただき、第1部が終了しました。


トークセッション 第2部「ワークスタイル」


登壇してくださった会員さんは、澤井理恵さん(移住8年目/フリーランス映像ディレクター/信州大学客員研究員(R6.3月まで))・小池潤さん(富士見町出身/Uターン4年目/会社員/週の半分をリモートワーク)・雨宮陽一さん(富士見町出身/Uターン7年目/富士見町役場職員/移住・森のオフィス担当)


左から、澤井さん、小池さん、雨宮さん
左から、澤井さん、小池さん、雨宮さん

また、第2部のファシリテーターは、富士見町出身で、4年前にUターンをして森のオフィスでスタッフとして働きながら、フリーランスで仕事中の星野。また、同じく富士見町出身で森のオフィスでスタッフとしてアルバイトをしている大学生の折井が務めました。


フリーランスの澤井さん、会社員の小池さんはご自身のキャリアの中でこれまでになかった、コワーキングスペースを利用するという働き方で得られた影響について、具体的なお話をしていただきました。


「もともと仕事のつながりを作る拠点として森のオフィスに来ていて、フリーランス初期の頃もここに来れば背中を押してくれて一緒に挑戦してくれる人がいた。現在は、森のオフィスを利用されている方やその繋がりで関わってきた人とチームを組んで仕事ができるようになった、それだけこの地域に住むクリエーターが増えている」


「会社にいると会話全てが自分に関係してくる話になるが、コワーキングスペースにいると自分と全く関係のない話が広がっている。身を置く環境を変える事で自分の仕事への集中力(パフォーマンス)も大きく変わった」


ここに集まる会員さんの多様な働き方によって新たなお仕事の繋がりが生まれることはもちろん、空間として与えられる影響についても教えていただけてとても勉強になりました。



また、Fターンされた雨宮さん、小池さんには、Fターンしてみて良かったと思っていることを伺いました。

※Uターンのことを富士見町ではFターンと呼んでいます


「他の地域の良さや学んできた自分のスキルを地元で活かせる瞬間がある」

「富士見から離れ、自分の中で変化した価値観を翻訳するような形で地元の人にも伝えていける」


参加者の中にはFターンをして富士見町で働いている方や、ライフワークバランスの転換機の中でFターン検討中の方もいた(かも?)ので、実際にUターンされている方の実体験を聞けた貴重な場となりました。


第2部が終了する頃には2階席を用意するほどたくさんの方にお越しいただきました…!当初想定していた以上に多くの方にご参加いただき、とても嬉しく思っています。


トークセッション終了後は、短い時間でしたが懇親会を開催しました。

今回のOPEN DAY!には普段森のオフィスを利用されていない方がたくさんきてくださったので、登壇された森のオフィス会員さんやスタッフとイベント後に直接コミュニケーションができ、良い時間となりました。


また、今回はイベントを同時配信するという初めての試みを行なっていました。

イベントに登壇してくださっている傍で、ライブ配信・アーカイブ配信にご協力いただいたヤツメディアのお三方にも感謝申し上げます!


森のオフィスから発足したメディアグループ「ヤツメディア」
森のオフィスから発足したメディアグループ「ヤツメディア」

森のオフィス10周年企画の第1弾として開催した本イベントでしたが、想定していた以上の多くの方にお越しいただけました。

イベントの主役として普段利用していただいている会員さんと、町の職員さんをイベントにお呼びできたことが森のオフィスと富士見町、会員さんと築いてきた10年の関係性であると改めて感じています。


今後も10周年企画を計画しております。これからのイベントも順次お知らせ予定です。

10年目を迎えた森のオフィスもよろしくお願いします!

 
 
 

Comments


bottom of page