会員紹介

流れに身を任せたらたどり着いた場所。

富士見町で映像制作生活をする仲藤さん。

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Q:映像制作を始めたのはいつから?

大学は生物系を専攻しており、周りは食品や薬品関係に進む人が多かったです。その中で自分は食品パッケージの会社に就職し、品質管理の仕事をしていました。

クレームなどが入った時に工場を調査し報告書をまとめるのですが、その時に文章を意識的に書くということをよくやっていました。今の仕事では構成を書くということはとても重要なのですが、当時のその経験が今でも活きていると思います。

その会社で働く中、毎日同じ作業服を着て、同じ時間に同じ作業をする。必ず決まった時間だけ休憩をして、作業中はコーヒーも飲めない。私の性格上、そういう環境の中で仕事をすることがとても辛かったです。

休みが決まってなくてもいいから自分で自由に仕事をしたいと思い、さらに上司との関係もうまくいっていなかったので、辞めようと決断することができました。

そこから自分に合ったものってなんだろうと探し始め、自分が興味を持っていた仕事の中で、一人で生きていけそうだと思った映像を仕事にしようと考えました。その後1年間渋谷の専門学校に通い、卒業後に5年ほど東京の映像制作の会社に勤めました。

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Q:なぜ長野に来たのですか?

当初は来るつもりは一ミリもありませんでした(笑)

ですが流れに身を任せていたら、様々なご縁が重なり、いつの間にか富士見町に映像制作会社を作ることになりました。

富士見町のカゴメ野菜生活ファームさんから仕事をいただいたこと、この町に知り合いがいたこと、そして「森のオフィス」という拠点になりそうな場所があったことが大きな理由です。

初めは東京の仕事も多かったので、1年ほどは東京に住みつつ たまに富士見町に行く生活をしていたのですが、良い物件も見つかり富士見町に移住しました。

環境も良く、居心地の良い森のオフィスもあるため、躊躇はありませんでした。家も広くなって仕事の資材を置く場所もできたのでやはりきて正解だったなと思いました。

Q:実際に住んでみてどうですか?

私の仕事は撮影に行く時以外はパソコンさえあればできる仕事で、東京じゃなくてもできるんだなっていうことが実感できました。むしろ環境が東京よりも快適なので仕事の効率が良いですね。

生活面では雪道の運転だけ心配だったのですが、スタッドレスタイヤを履いていれば意外と大丈夫でした。暖房のことなども森のオフィスのスタッフさんに聞いて備えたので問題なかったです。灯油ストーブのおかげで東京の時よりも暖かいくらいですね。

広々とした家で暮らせるし、朝は鳥のさえずりで起きられるというすごい環境。満員電車も乗らなくていい。こっちにきて本当によかったなって思っています。

Q:他によかった点はありますか?

野菜が美味しいのはとても嬉しいですね。

私はベジタリアンなのでとてもありがたいです。こっちはベジタリアンやヴィーガンの人も多いですよね。田舎だとそういった考えは敬遠されがちで生きづらいかと思っていたのですが、そうではなかったのも最高ですね。

地域のスーパーにも調味料やスパイスもたくさん置いてあって、食事や食材一つ一つにこだわりがある人が多いからかなと感じます。美味しいパン屋さんや飲食店もたくさんありますし。来てとてもよかったなと感じています。

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Q:なぜベジタリアンに?

私はヨガの勉強をしてからベジタリアンになりました。それまではジャンクフードなども食べていて、食事に関しては特に意識していなかったです。ただ、ヨガの勉強をしている中で食べない方がいいということが明確に記されていたので「そうなんだ」と納得して意識し始めました。

料理の材料は主に野菜だけなので、あれこれ考える必要がなくあまり悩まなくて良くなったのもよかったですね。シンプルな生き方ができるようになりました。

精神面でも健康面でも良くなったと思います。

ただ、東京の時と比べると歩く機会が減り運動をしなくなったので、そこだけはネックかなと感じます。ヨガも体を動かす方ではなく、哲学的な部分だけを取り入れているので。

Q:どういうスケジュールで生活していますか?

今は1週間から2週間に1回ほど東京に行って仕事をしています。それに加えて、受けている仕事の関係で月に5回くらいは伊那に行ったりもしています。撮影やクライアントの関係で行く場所が変わりますね。

富士見町は東京から近いので、過ごしやすいなと感じます。しかも東京からの移住者も多いので、自分と同じような感覚の人も多く、そういう人が集まる森のオフィスのような場所があったので、とても移住もしやすかったです。

Q:休日はありますか?

仕事の納品が終わって一息つくタイミングが休日なので、基本的には毎日仕事です。ただ、毎日9時から仕事とかではなく、1日の中で自由に休みをとっています。それに、着たいものを着て休憩時間も縛られずに仕事ができているのは私にとっては幸せですね。

自分のリズムでコーヒーを入れて一息つける。これだけのことですが、それが至福の時間です。

Q:仕事が楽しいって感じなんですか?

仕事に関しては、楽しいからやっているわけではないですね(笑)

生きていく上での義務としてやっているので、当たり前のことをしている感じです。ただ、自分に向いていることの一つとして映像があっただけなんです。

ですが作るものには全て愛を込めています。

Q:森のオフィスとの関わりは?

弊社が関わっている地域創生の番組で森のオフィスのことを取り上げることができました。津田さんをはじめたくさんの方のご協力により、森のオフィスや富士見町の魅力がたっぷり詰まった内容になったと思っています。面白くて洗練された方々ばかりが集まっているなぁと改めて実感しました。

あと、勝手な思いつきですが、富士見のプロモーションとかもっとあればいいと思うんですけどね。いろいろな楽しめるスポットはありますが、それがまとまって紹介されているコンテンツがあったらなと思いました。

それと、森のオフィスは仕事場としてはとても満足しています。東京のコワーキングとかは静かな仕事場という印象がありますが、ここは気軽に話せたり人と繋がったりすることができるので、そういったフランクな感じがいいと思います。みんなそれを求めていると思うので。

Q:移住したい人へのアドバイスをお願いします。

ノリで来てみればいいと思います。

私も会社を作るのも移住するのも流れに身を任せてノリで行動したので。そしたら結果的に最高だったと思えています。

特に仕事がどこでもできるという人は案外なんとかなるので、ぜひおすすめしたいですね。私は仕事をするにも生活するにも、東京よりこちらの環境の方がいいと思うので、迷っている方がいたら是非お勧めしたいです。

​名前

仲藤さん 

職種

映像ディレクター 

移住歴

愛知 → 東京 → 千葉 → 東京 → 長野

プロフィール

大学卒業後、食品包装の会社に入社。毎日同じ作業服を着るのが苦しくなり、なぜか映像制作の道へ。映像の専門学校、東京の映像制作の会社を経て、会社の関わりの中から富士見町に会社を設立し自身も移住。映像制作の仕事をしながら、富士見町の環境に幸せを感じて日々生活中。